「俳優探偵 僕と舞台と輝くあいつ」佐藤友哉インタビュー/Theater letter 特別編

Theater letter──不定期連載でお届けする、好きなものだけ集めた、舞台からの手紙。今回は、その番外編にして特別編をここに。

 sari-sari✕舞台男子✕最善席 でお届けする
「俳優探偵 僕と舞台と輝くあいつ」
小説家・佐藤友哉ロングインタビュー

 2016年、KADOKAWA電子文芸誌『小説屋sari−sari』(以下sari-sari)にて『舞台男子』2ndシーズン開始を受けて、若き俳優を題材につづられた本作。描かれたのは謎解きにまつわる彼らの青春譚──板の上に生きる者の願いと迷いがつまった、青春ミステリがつづられた。
 取材収録は昨年12月、『舞台男子』のライター、おーちようこがインタビュアーを務め、連動企画を手掛けた担当編集氏も同席、小説の思いを伺った。

 

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「俳優探偵 僕と舞台と輝くあいつ」
嫉妬と欲望と絶望が渦巻く2.5次元舞台。前代未聞の舞台男子ミステリー。
著者:佐藤友哉/イラスト:サマミヤ アカザ/定価  648円(本体600円+税)/角川文庫

全員、俳優という生き物だから
青春が動機の犯罪になりました

──『俳優探偵 僕と舞台と輝くあいつ』は『舞台男子』2ndシーズンと同時期に連載されていた小説です。

佐藤:『舞台男子』2ndシーズン開始にあたって、舞台を題材とした小説の執筆依頼をいただきました。もともと舞台は好きですし、お話を伺って、率直におもしろそうな仕事だとも思いました。

編集:『舞台男子』という連載を迎えるにあたり、「sari−sari」の読者に向けてなにか連動企画をやりたいと思っていたんです。そこで、普段、カウンターの側にいる佐藤さんの描く、「独りよがりの思い込み」とか「純度」というか「純粋さ」みたいなものが、ひたむきに舞台にかける若さみたいなものとリンクして、俳優さんたちの独自の世界が描けるのではないかと、考えました。

──そこで佐藤さんから、私が取材を受けることになりました。私事で恐縮ですが佐藤友哉さんはデビュー時の初インタビューからのおつきあいで、文庫で解説を書かせていただいたこともあり。

佐藤:おーちさんには、これまでに何度も取材をしていただき、関わりも多かったけど、舞台の話はあまり伺っていなかったので、これを機会にいろいろお聞きしよう、ということになりました。

──普段は取材する側なので、珍しい体験をさせていただきました。果たしてお役に立っていたのか……。

佐藤:生々しいエピソードや暴露話を知りたかったわけではなく、役者を取り巻く状況や空気感を知りたかったので、そこを聞けたのは大きかったです。舞台を観にくるお客さんたちが、役者を好きになるきっかけや、その好きな役者を見切ってしまう瞬間があるのか、あるとしたらどういうときなのか……といった話とか。
 あと、取材の一環として、楽屋裏に挨拶に行かせてもらったりしたときの周りの空気みたいなものはすごく参考になりました。

──よかったです。なので、タイトルに「探偵」とあり「ミステリ」と謳っていますが、嫉妬からの殺人といった殺伐とした事件ではなく、いずれも若さゆえの自意識過剰さや焦燥ゆえの起こってしまった事件を紐解く物語になっていて、うれしかったです。

佐藤:僕はそんなに作風に幅はないのですが、できる限り、角川文庫の青春ミステリとして店頭に並んでいる、という佇まいの小説を目指しました。
 絶対に守ろうと心がけたのは、「人を殺さない」ということでした。舞台に立つ若者たちの連作を書くのに、毎回、たくさん人が死ぬという設定はあまり現実的じゃない、と。あと最近は「日常の謎」系のミステリが流行っているので、人を殺さなくてもミステリとして認知してもらえますし。ただ「日常の謎」には、殺人がないからといって、悪意ある人間が罰せられない話が多くて……罪を問われることはないのに、悪意だけが浮き彫りにされてしまう話は読後感がよくないし、今回の題材には合わないし、なにより僕がそういうの苦手なんですね(笑)。なので、被害者と加害者がいるというのではなく、人々の思いを謎にして、それを読み解く話にしました。

──だからこそ、それぞれの動機を知ると、切なくなります。

佐藤:謎が解かれたときに、主人公といっしょにざわざわしていただけたらいいかなと。事件の動機が青春に通じているというか。動機が物語の根幹に関わっていくことを意識して書いたので、おそらく厳密に言ったらミステリではないのでしょう。
 結局、僕は、先ほども話にありましたが、王道ではなくカウンター側にいることが多いので、そういう意味でも僕らしい小説になったと思っています。

──確かに事件を解決するだけでなく、登場人物それぞれがなにかを見つけます。

佐藤:クリエィテビティで競う話にしたかったんですね。全員が、俳優という生き物だから、そうなった……という話を書きたかった。

 

2.5次元舞台の置かれた状況すら、書く
そこに意味があると思いました

 

──改めて『俳優探偵』について説明すると、登場するのは、18歳の決して売れているとはいえない俳優、ムギ君ことの麦倉。そして同じ事務所の同期で「王子」と称される人気俳優の水口たちの舞台を巡る物語です。
 収録された物語は三篇。第一幕「舞台上で消えた役者」では、人気漫画の舞台『オメガスマッシュ THE STAGE』初日に起こった事件。第二幕「殺人オーディション」では新進気鋭の劇作家が初めて挑む2.5次元舞台作品『舞台版 ヴァンパイア・ドライブ』出演オーディションでの事件。最後の第三幕「観ると死ぬ舞台」ではその『舞台版 ヴァンパイア・ドライブ』が千秋楽を迎えるまでの事件が描かれます。ことにこの三幕目が「作品の完成とはなにか?」を問う物語で驚きました。

佐藤:この第三幕は、文庫では最後に掲載されていますが、連載時では最初に発表した話なんです。手探りだった部分も大きく、まだ距離感もつかめていなかったので、結果的には、いちばん「佐藤友哉」の濃度が濃い小説になりました。
 これは僕の手癖みたいなものなんですが、最初にいちばんガツン、と来るものを持ってきて、そこから話を展開していくという形が好きなんです。今回は、書籍化するにあたり、話の順番を組み直しました。これは担当編集者の提案で、さすがだなと思ったんですが……でも、僕は最初、それはいやだったんですね(笑)。

編集:えっ! そうだったんですか……ごめんなさい。

佐藤:書籍化に向けて直していくうちに、まずは2.5次元舞台についての説明があって、実際に役者が演じるシーンを描くのが親切だということに気づきました。第三幕を最後にもってきたことで、話がわかりやすくなりました。

──第三幕「観ると死ぬ舞台」は佐藤友哉さんテイスト満載で、麦倉のどうしようもない駄目さ加減もさることながら、物語全体に関わる大きな謎も解かれます。同時に「物語の完結とはなにか?」が問われ、驚きました。

編集:ひとつお伝えすると収録の並びがかわることで、佐藤さんの持つ作品世界が損なわれるとは思っていませんでした。むしろ、構成を変えることで、より美しいコード進行で、佐藤さん独特のメロディや濃度の変化をきちんと伝えられるんじゃないかと。

佐藤:今はとても感謝しています(笑)。

──そのなかで、2.5次元舞台を題材に選んだ理由も気になります。

佐藤:舞台の起源を辿っていくなかで、今、もっともカウンターの側に立っていると思ったからです。それと、俳優を描いた小説は多いけれど、2.5次元舞台を題材にした小説はまだどこにもないだろうと思ったからというのもあります。
 あとは、やっぱり僕の立ち位置として、ついカウンターを題材にしてしまうというか……たとえば新本格ミステリでは『クリスマス・テロル invisible×inventor』を、純文学でも『1000の小説とバックベアード』と言った、本流にあらがったような物語を書いてしまうという癖(へき)が……(笑)。といっても『俳優探偵』は、一般的な演劇に対するカウンターを書いているのではなく、2.5次元舞台というカウンターのなかでどう生きるかという話ですけども。

──確かに、『クリスマス・テロル invisible×inventor』は衝撃的で当時、問題作として話題となりました。作家を目指して書き続ける男の話ですが、次第に著者である佐藤さんの当時の状況がリンクしていき、ある意味、完結を放棄した、作家の慟哭のような物語でした。そして、『俳優探偵』でも麦倉自身が2.5次元舞台の位置付けや、自分たち若手俳優が置かれている状況に思い悩みます。実は、うわー……これを書いてしまうのか、と思いました。

佐藤:主人公が十代でけっこうひねくれているので、あれこれ否定していますが、それは憧れや嫉妬も含めた葛藤であったりもして。だから、主人公は2.5次元舞台が嫌いなわけではないし、むしろ、そこで輝きたいと思っている。
 演ずる役者が悩み、新たな文化として勢いもある2.5次元舞台というジャンル自体が置かれている状況を描写することで、『俳優探偵』という本そのものがカウンターになる、と考えました。

──その、2.5次元舞台を紹介するために歌舞伎や能の歴史も語られます。

佐藤:一般の演劇とくらべて、2.5次元舞台はいろいろおかしい……と主人公が抱いている違和感みたいなものを表現したかったし、でも実は、2.5次元舞台だけの特徴と思っていたものが、能や歌舞伎の時代からすでに完成された手法なんだ、ぜんぶが地続きなんだ、と理解していく過程も書きたかったんです。
 だから古典演劇にくわしくなくても、舞台の歴史ってそういうふうにつながっているんだ、と思ってもらえたらうれしいです。小説を読むことで、知らないことが増えるのはやっぱり楽しみでもあるから。

──そして、この、ひねくれてしまっていた麦倉が舞台俳優を志したキッカケというのがすてきで……男の子の憧れの原点でもあり。

佐藤:あれは、自分で言うのもなんですが、いいですよね(笑)。あのキッカケを思い付いただけでも、勝ったようなもんです。僕は北海道の田舎で生まれたので実感がなかったんですが、自分の子どもを見ていると、ああ、東京の子どもって舞台や映画といったエンターテインメントを浴びまくって育つし、役者になろうとしてオーディションを受けるときに、わざわざ上京しなくてもいいんだ……という環境や距離、受け取る情報量の多さみたいなものに気付いて、盛り込んでみました。キッカケの中身が気になる方はぜひ読んで下さい。

──そういう意味でも「今」がつまっているとも感じました。さらに作中に登場する、『舞台版 ヴァンパイア・ドライブ』といった2.5次元舞台のあらすじもおもしろく、その役に挑む彼らの姿を読んで、実際に舞台を観たくなりました。

佐藤:設定はこまかく作ったので、いつでも『ヴァンパイア・ドライブ』の原作なら書けますよ。僕自身も、若者たちの煌めく世界が書けたのは意外な発見でした。たとえば第二幕「殺人オーディション」みたいな、ハードな話だけにまとめることもできた……というか、いつもの僕なら、しちゃっていた可能性が高いんです。だけど今回は、「sari−sari」や『舞台男子』というまさに舞台のおかげで、踏み留まることができたというか。

──だからこそ、よりリアルさを感じました。選ばれない悔しさや、板の上での達成感に、ああ、きっとこういう感じなのだろうな、と。

佐藤:そう読んでいただけたならうれしいです。

──さらに麦倉を心配し、見守るマネージャーの三上といった大人も登場することも新鮮でした。これまでの佐藤さんの小説は閉じた世界の、尖った物語が多かったので。

佐藤:そこも今回、意識したことで、いろんな年代の人を出そうと心がけました。若い主人公って、対象があると見えやすいし、測りやすいですから……というか、そういうことも書けるようになったんです(笑)。

──ここで佐藤さんを初めて知る読者の方に説明すると、デビュー作で第21回メフィスト賞受賞作『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』からなる「鏡家サーガ」は、いびつで奇麗で壊れている鏡家七人姉弟の破綻、あるいは執着した関係が描かれます。けれど、今回は日常と地続きなエンタメで彼らを見守る大人がいて、だからこそ若き俳優たちの「痛さ」や「切実さ」が浮き彫りに……。

佐藤:あと珍しいのは、僕の小説の主人公に職業がある、ということです。主人公を舞台役者としてスタートさせることで、彼を終始、その世界にいなければならないという状況に追い込んだという。

──一方で大人の葛藤する心情も織り込まれます。『舞台版 ヴァンパイア・ドライブ』を手がける新進気鋭の劇作家が、己の書いた物語を俳優が演じることで自身の手から離れていく……その忸怩たる思いを明かしていて、はっ、とさせられます。

佐藤:たとえば自分の書いた脚本が舞台化されたとき、出来はいいし、役者も輝いているし、すばらしいものかもしれないけれど、俺が伝えたいのはそういうんじゃないんだ……と思ってしまうことがあるんじゃないかな、と。妄想ですが。小説や漫画がメディアミックスされて別ジャンルとなったとき、クリエイターはそういった感情を抱くんじゃないかな、とか。

──そこは作家ならで、視点位置が高くなっている印象が。

佐藤:いい意味で、圧というか、使命感というか、余計な期待値がなくなったので、抑圧されている側の不満だけでなく、それを取り巻く側の世界も書けるようになったんです。最近発表した別の小説を読んでくれた他社の編集さんから、「大人になりましたね!」と言ってもらって、なんだそれとは思ったけど(笑)、まあそうなのかな、と。
 もちろん、ガラリと内容が変わったということではなく、これまでと同じテイストで同じ書き味ですが、ちがう場所から見た景色も書けるようになったというか。そうですね、たとえるなら、大人佐藤の誕生です!

──こども店長みたいですね(笑)。

佐藤:Mr.Childrenみたいな。ともかく、テイストは変わらないけど、視野が広くなったのはいいことだな、と思っています。
 ただ、こうガーッと初期衝動で書き殴る勢いで届ける……ということは減りましたね。

──制御できるようになった?

佐藤:まあ、多少は。落ち着いたんだと思います。『ダンガンロンパ』のノベライズを書いたから、ということが理由のひとつです。

 

他者の世界を己のものとして演じる
ノベライズと2.5次元舞台の相似性

 

──「ハイスピード推理アクション」と称された人気ゲーム『ダンガンロンパ』は2014年に初の舞台化『ダンガンロンパ THE STAGE』が上演され、佐藤さんは2015年にノベライズ『ダンガンロンパ十神 (上) 世界征服未遂常習犯』を上梓します。

佐藤:先ほどもありましたが、脚本家が役者に向けて、「おまえの個性とかいらないから、俺が書いた通りに演じろ」と願うのに近いんですが、僕のノベライズは、原作ファンの方々からは「おまえの色はいらない」という感想が多くて、そのあたりの経験も『俳優探偵』に織り込みました。

──意外です……むしろ加害者と被害者が撹乱され、サイコポップな『ダンガンロンパ』の世界に、壊れたままの鏡家姉妹が登場するのはとてもおもしろかったのですが……。

佐藤:ありがとうございます。原作ファンにも、僕の読者にも、みなさんに楽しんでもらえるように書いたからこそ、ああいうタイプの小説になったわけですが。

編集:それを聞いて今、思ったのですが、それは2.5次元舞台で役を演じる俳優と近いかもしれません。

佐藤:その通りです。さらに『ダンガンロンパ』は、尖った設定や、メタ視点というものが多く使われているので、じゃあみんなもわかるだろうと説明を省略して、盛り込んで、結果、ものすごく作り込んだんですね。

編集:それは、他人の作品を自分の手法で演じたということ?

佐藤:そうなんです! 意図的に僕の色が盛り込まれている本を読み、その感想が、「なんか、これちがう」という……。ちがうのが正しいんです。だって別の作者が書いてるわけだから、似ているほうが本来は不自然。そして『ダンガンロンパ十神』とは、まさにそのことを書いた話なんですよ。

──ああ……佐藤友哉の新作だ!と思って読む方々と『ダンガンロンパ』ノベライズだ、と読む方々とは受取方がきっと、ちがいます。

佐藤:まあ、今言ったように、僕なりにいろいろと計画を練って書いたんですが、実はですね、いちばん多い読者が、『ダンガンロンパ』の原作ファンということがすっかり抜けていたんですね。本好きや、文学好きという前に、『ダンガンロンパ』のゲームやアニメが好きで、キャラクターに愛着をもつ方々が最大の読者なのを失念していたという。

──それは2.5次元の舞台化にも通ずる話で、興味深いです。常々、作品を誰に向けて創るか、が気になっているので、実際に創作する方の声を伺えたことは貴重です。というか、改めてそんな話をしていただけるとは思いもよらず。

佐藤:大人佐藤ですから!

──ありがとうございます(笑)。最後に、この小説は「何者かになりたい人」「そのためにあがいている人」をも描いていると感じるので、そういった読者に一言、お願いします。

佐藤:『俳優探偵』では、何者かになりたくてあがいているというよりは、もう「なってしまった」からこそ、あがく人を描いています。なのでまさに今、何者かになるために必死にがんばっている人は、数年くらい先を行く、ちょっと駄目な先輩を見るように読んでいただければ、なにかを感じてもらえるかもしれません。
 その「何者か」というのは、俳優でも、イラストレーターでも、スポーツ選手でもなんでもいいわけですから、希望職についたのに、なんで毎日こんなに苦しいんだろう? と悩んでいる方にも読んでいただければ幸いです。

──そういう意味でも、普遍の物語だと感じます。
 最後に、『舞台男子』をきっかけに、こういった機会をいただいたことにsarisari編集氏に感謝します。また、佐藤友哉作品のいち読者として、一言添えさせてください。初めてこの小説で佐藤さんを知った方で、主人公の面倒くささや内省的な人間関係が少しでも気になられた方は、ぜひとも鏡家シリーズを手にとっていただけたら、と願います。

 

編集担当よりコメント

舞台という俳優たちがひたむきに向き合う戦場を、やはり文学にひたむきに向き合う佐藤さんが描くことで起こる純粋で過激な化学反応……それがこの『俳優探偵』です。舞台の世界をよくご存じの方には、描かれる若者たちの純粋さと苦悩に共感していただけると思いますし、よく知らない方々には、舞台に青春をかけるひたむきな人間たちの青春ドラマとして、面白く読んでいただけると思います。ぜひ読んでみてください。

2017年12月収録 撮影/島本絵梨佳 取材・文/おーちようこ

 

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佐藤友哉
さとう・ゆうや/1980年生まれ。2001年『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』で第21回メフィスト賞に輝きデビュー。07年『1000の小説とバックベアード』で当時での受賞最年少、26歳で第20回三島由紀夫賞受賞。11年には『デンデラ』が浅丘ルリ子主演で映画化、話題となる。ほかに『ダンガンロンパ十神』シリーズのノベライズなど著書多数。

 

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